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スペシャルストーリー

























夭折のヴィーナス


歌手
本田美奈子.さん

「生きるために生きる」壮絶な闘いを経て…
ロックシンガー
川村カオリさん

「乳がんと闘って、そして残したもの」

私もがんに
なりました


参議院議員
三原じゅん子さん

「病気になって無垢な気持ちになりました」
歌手
園まりさん

「投げない、捨てない、あきらめない」
モデル
MAIKOさん

「乳がん一年生」

名医に聞く


慶應義塾大学医学部産婦人科教授
青木大輔先生

【子宮頸がん】
昭和大学医学部乳腺外科教授 昭和大学病院ブレストセンター長
中村清吾先生

【乳がん】

私の生き方


エッセイスト
桐島ノエルさん

「自分を変えた、ヨガ、アロマ、瞑想」
--> 夏でも手足が冷たい人に

生活習慣が気になるなら

毎日の健康習慣にはコレ!

食欲がない時にも便利です




本田美奈子.さん ストーリー
予想以上の悪い結果に絶望し泣きくれる日々
骨髄移植を断念し、臍帯血移植を行うことに


美奈子の病気は、急性骨髄性白血病のなかでももっとも治る可能性が低い、発症率200万人に1人といわれる難治性のものでした。
通常、7割近い人が10日間1クールの抗がん剤治療で骨髄中の白血病細胞が5%以下になり、一時的によくなった状態である「寛解(かんかい)」に入ります。しかし彼女の場合、1クールの治療で50%も残ってしまった。母親と僕が呼ばれて、非常に厳しい結果であると告げられました。
その後、2クール目の抗がん剤治療を行うことになったのですが、10日間続く治療は心身に相当の苦痛を与えるうえ、1クール目の副作用で口のなかは口内炎だらけ。話すのはおろか、痛くて水も飲めないような状態のなかで、本人も「どうして2回もやらなきゃいけないの?」と嫌がりました。それでも、よくなる可能性があるからと先生方に説得され、2月初旬に2クール目の抗がん剤治療を行いました。
しかし、その結果は18%で寛解に至りませんでした。この数字は先生方の予想をも裏切るほど悪いもので、家族が呼ばれて「これが最後かもしれない」とまで言われました。そんなこと本人には言えないし、僕らはどうしていいかわからず、辛い日々でした。 骨髄移植*1をすべく美奈子に合うドナー(骨髄提供者)探しもはじまりましたが、適合者が見つかるまでには数ヵ月もかかるとわかり、断念。

闘病中の美奈子さん。バンダナもパジャマや部屋着に色や柄を合わせておしゃれを楽しんでいた。
病状が予断を許さなかったため、臍帯血移植*2に踏み切ることになりました。すると、ほどなくして適合する臍帯血が見つかり、美奈子もこれに希望を見出しました。
そして、3月に入ると移植に備えた3クール目の抗がん剤治療が行われることに。3クール目はさらにきつい治療で、高熱が続き、非常にひどいだるさにも悩まされました。また並行して実施した放射線治療での照射は彼女にとって辛い痛みを伴いました。
しかし、美奈子は耐えに耐え、ついに4.8%という寛解に入ったのです。5月12日には臍帯血移植も行われました。臍帯血移植後、状態は一進一退しながらも経過は順調で、7月30日には一時退院できることも決まったのです。


亡くなる前年に行ったコンサートで。純白のドレスで歌う美奈子さん。
7月30日は、美奈子さん38歳の誕生日の前日。誕生日を埼玉県朝霞市の実家で大好きな家族に囲まれて過ごすため、一時退院する美奈子さんを、医師や看護士らが見送りました。
お世話になった人たちの前で美奈子さんは、「私にできることは歌しかないから」と、「アメイジング・グレイス」を歌い、感謝の気持ちを伝えました。
その歌声は、少し前まで生死の境をさまよっていた人のものとは思えないほど豊かで美しく、聴いた人は思わず涙してしまったそうです。

*1骨髄移植・・・白血病などの血液難病の患者に、提供者(ドナー)の正常な骨髄細胞を静脈内に注入して移植する治療。

*2臍帯血移植・・・へその緒や胎盤に残った赤ちゃんの血液を、白血病などの治療に利用する治療。骨髄移植と同じ造血幹細胞移植の一種。

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最後の最後まで「治る」と信じていた美奈子。闘病生活の10ヵ月は壮絶な生き様を見るようだった
信じられなかった「急性骨髄性白血病」の診断。無菌室への緊急入院で、闘病生活がはじまった
予想以上の悪い結果に絶望し泣きくれる日々。骨髄移植を断念し、臍帯血移植を行うことに
美奈子の一時退院がついに実現。自宅での穏やかな日々もつかの間、再発が発覚!
病気を通して精神的にも大きく成長した美奈子。「生きるために生きる」という意志はいま・・・
美奈子の死後、ドナー登録者が大幅増を記録。彼女の思いは永遠に続いていく
本田美奈子.さんバイオグラフィー/高杉敬二さん略歴/LIVE FOR LIFEについて


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